Penguin's Answers.
質問:南極の大きさはどのくらい?
答え:南極は大きい。
南極大陸の面積は約1200万平方キロメートル。
これに棚氷の面積を加えると約1400万平方キロメートルにもなる(日本は約38万平方キロ)。
このうち地面がむき出しになっている露岩はたったの約5万平方キロメートルしかない。
この狭い露岩でアデリーペンギンは繁殖し、コケ、地衣、ダニ、トビムシなどが生きている。
質問:南極と北極はどっちが寒いの?
答え:南極。
これまでに観測された最低気温は南極で-89度、北極は-71度。
北極の氷の下は海。この海が完全に凍ってしまうことはなく、海水温はー2度より下がることがない。
南極は大陸。そして大量の氷の覆われていて、平均標高が2290mもある。
冷たい空気は大陸の中心から外側に向かって吹き下ろし、これをカタバ風という。
質問:南極にはどのくらい氷があるの?
答え:南極大陸の上には平均で1856m、最大4776mもの厚さの氷がのっかっている。
南極の氷は世界の淡水の70%をしめていて、この氷が全部溶けてしまうと、海面が57m上昇する計算になるらしい。
質問:南極でオゾンホールができて紫外線が増えるとペンギンはどうなるの?
答え:わかりません。
今のところは、紫外線が増えてペンギンに影響が出ているという話は聞きませんが、
人の場合と同じように、眼の病気(角膜炎や白内障)、皮膚ガン、免疫力の低下などの影響が出る可能性はあります。
しかしそれを調べることは難しく、はっきりとわかるほどの影響が現れるのは、何年も先かもしれません。
そのオゾンホールもあと45〜60年くらいで消滅すると予測されています。
南極の動植物に影響が出る前に消えてほしいものです。